ワークスタイルが多様化していく中で、働き方ばかりではなく、オフィスの在り方すらも変化してきています。そのような変化に対応するように現れたサービスが、バーチャルオフィスです。バーチャルオフィスを取得するメリットは様々ありますが、その在り方から不安要素が全くないわけではありません。その不安のひとつであるプライバシーマークの取得について紹介します。バーチャルオフィス利用者でもプライバシーマーク(Pマーク)を取得できるのでしょうか?
バーチャルオフィスとは、仮想の事務所であり、実際にある業務のためのスペースを取得することなく、事業開始に必要となる住所や電話番号などといった情報・権利だけをレンタルするサービスのことです。実際に事務所を構えないので、かかる費用が大幅に安くなります。また、郵便物の受け取りや電話番号の利用ができることもあります。またブロガーやyoutuberなどのインフルエンサーもファンからのプレゼントを受け取る目的として利用しています。これはバーチャルオフィスの住所を利用することにより、利用者の個人情報が保護され、プライバシーを守ることになるのです。
プライバシー保護の重要性が叫ばれる現代では、個人情報の取り扱いは非常に大きな問題です。プライバシーマークとは、企業や団体など規模を問わず事業を行っているものの、個人情報保護の体制やその運用の状況が適切であることを示すためのマークのことを言います。プライバシーマーク制度のもと成り立っており、1998年から施行されています。このマークがあれば個人情報を適切に扱っている事業(会社)と見なされ、様々な社会的信用を獲得することが可能です。
バーチャルオフィスで事業を運営している場合、プライバシーマークを取得することができるのかといった不安を持つ人がいます。バーチャルオフィス利用者の場合は実際にオフィスを構えて、オフィス常駐者が情報保護対策を立てているわけではないです。したがってPマークの取得ができないと思われていますが、そのようなことはありません。バーチャルオフィスでもプライバシーマークは取得可能です。審査の際に、登記上のバーチャルオフィスの住所だけではなく、実業務の拠点も記入することでPマークの取得ができるようになります。またバーチャルオフィスによってはプライバシーマーク取得サポートなどのサービスを提供している場合もあります。インターネットで検索するとたくさんのプライバシーマーク取得コンサルタントを見つけることができるので相談してみるのもいいでしょう。
バーチャルオフィスでプライバシーマークを取得をする際には審査があります。その審査を通過するためには、いくつかの工夫が必要です。通常の取り組みと同様に個人情報を洗い、リスク分析にマニュアル作成、システムの構築を行うことがまず必要となります。そのうえで、紙の個人情報を持たないこと、のぞき見防止フィルターを利用すること、セキュリティレベルが高いサーバーを利用するなどといった工夫をすると取得しやすくなります。つまり「バーチャルオフィスなのか?実在オフィスなのか?」は審査の最重要課題ではないのです。
バーチャルオフィスに限らず、消費者の信用を得るための手段としてプライバシーマークを取得することは有効です。バーチャルオフィスでは、プライバシーマークの取得は難しいと感じる人もいますが、しっかりと申請時に実業務の拠点も知らせて、いくつかの個人情報保護のための対策を立ててから審査を受ければ問題なく取得することができます。プライバシーマークを取得して社会的信用を得て、安定した経営を目指しましょう。
京都市内に所在地を置くバーチャルオフィスには東京や大阪など他府県にあるバーチャルオフィスにはない大きな特徴があります。これは京都市内特有の独自の風習から来ているものであると言えるでしょう。京都のバーチャルオフィスは、バーチャルオフィスを使っていることがバレにくいのです。その理由とは?
弊社京都バーチャルオフィスは京都市内最安値を自負しております。地価が上昇中の京都御所近辺の伝統ある住所でありながらリーズナブルな価格が実現できた理由を説明します。京都バーチャルオフィスの建物は自社物件です。そのため家賃が発生しないので運営コストを限りなく低く抑えています。
京都バーチャルオフィス
お電話でもお気軽にお問い合わせください
電話番号 075-257-7746
この記事を読んだ方には下記ページも読まれています
レンタルオフィスとは少しだけ違うシェアオフィスについて、どんなサービスなのか詳細に解説していきます。どちらのサービスもフリーランスにとって本当に便利です。あなたはどのサービスを利用するべきでしょうか?
自宅以外の他地域にあるバーチャルオフィスで起業したときに、気になるのが税金の問題です。自宅で納税するのか?本店所在地で納税するのか?納税地はどこにすればいいのでしょうか?
実際に事務所を借りているわけではないので、その特性から勘定科目の仕分けはどうなるのか?そういったところが気になるのがバーチャルオフィスです。確定申告の時にはもちろん経費として計上することが可能です。
起業にかかるコストを抑える方法としてバーチャルオフィスは非常に有効ですが、郵便物の扱いが気になる方も多くいることでしょう。ここでは、バーチャルオフィスと私書箱サービスの違いや郵便物の転送、受取不可の郵便物について解説します。