趣味がパチンコであるしくじりーマンFくんのお話。
最近遅刻の増えてきたしくじりーマンFくん
社会人は毎日時間通りに出勤するのが大原則である。
そんなFくんからある日の相談
Fくん
「明日 おばあちゃんを病院に連れて行くので
出勤が夕方くらいになります よろしいでしょうか?」
少し考える。いや しかしそれはアカンやろ。
それで重役出勤を許していたら、
おばあちゃんを病院に連れて行くというのが
大義名分 ・ 錦の御旗になってしまう
※決して ウソだと、疑っているわけではありません
まさにおばあちゃんを病院に連れてったもん勝ちかい!!!てな状態である。
それがアリなら遅刻・早退し放題・休み放題になってしまう。
たまになら仕方ないが、頻繁になるのはよくない。
これは
「親戚の葬式、いとこの葬式」などと並ぶ欠勤理由の大定番ではないだろうか?
例え事実だったとしても、これは認めてはいけない。
これを認めると、他の従業員も同様の理由で休みだす
しかもタチの悪いことに、葬式ではなく、
通院であるため何度でも使える手法である
本来は有給休暇をとって行くべきではないだろうか?
それでも、道徳的な面から、簡単に駄目とは言えないのがツライところ
※繰り返します。決して ウソだと、疑っているわけではありません
私
「わかった。どこの病院に何時から予約してるん?」
( 細かくツッコんで聞いてみたらどうなるだろう )
Fくん
「あー えー。えーと」しばらく間があく。
私
「うん? どこの病院なん?」
Fくん
「あの~ ○○○病院に3時からです。前から決まってたんです」
・・・ (今だいぶ考えてたような)
たいていの大病院の診察は午前中のみである。
手術などが入っていたりで、午後は診察はしていないことがほとんどである
前から決まっているのであれば、なおさら午前中に診察をするだろう
たまに歯医者や眼科などの個人医院が
「木曜日のみ15時~診察」とかやっているくらいである
※繰り返します。決して ウソだと、疑っているわけではありません
私
「おばあちゃんの病名は?」
Fくん
「あの~ え~と・・・・あ、腰が悪いようです」
・・・ (今だいぶ考えてたような)
私
「信じてないわけではないけど、
診断書と病院の写真を出勤のときに持ってきて。それなら17時出勤でいいよ」
Fくん
「えっ そんなのいるんですか・・・」
私
「どうした?もってこれるやろ?」
考えるFくん・・・ しばらくの沈黙。
そして約1分後。彼は口を開いた
Fくん
「あの~ え~と・・・・わかりました。
おばあちゃんにはタクシーで行ってもらいます」
私
「ホンマにそれでいいの?
何なら領収書もらってくるならタクシー代を会社から出すよ」
Fくん
「いえ。それは・・・えーと・・・自分で出します・・・」
結局 連れていかんでええんかい!!ほんまにどないやねん
※繰り返します。断じてウソだと、疑っているわけではありません
偶然にも、これは
Fくん常連のパチンコ店が新装開店する前日のお話だったのである。
本当に奇妙な偶然である。
職場であったおもしろエピソード集。職場の面白い人たちをまとめていきます。