弊社のじくじリーマンの中でも大エースのⅠくん
全ての業務を、コントで切り替えしてくるⅠくん
あまりにも仕事ができないので、非常に困った私。
そんなⅠくんは 経理志望である。
何度も簿記の試験にチャレンジしては失敗している彼。
そろそろ簿記の資格試験が近づいてきたある日。
今回もⅠくんは 検定試験に申し込んでいるようだ。
「今回こそは絶対に合格したいんですよ」と言うⅠくん
Ⅰくんに やっていただく仕事がないので
就業時間中に、簿記の試験勉強をすることを1週間だけ許可した。
その日からⅠくんの猛勉強の日々が始まった
そう 就業時間中にである
簿記のテキストを会社へ持ち込んで必死に合格へ向けて勉強へ励むⅠくん。
なぜか、そこそこのいい大学を卒業しているⅠくん。
3日後、Ⅰくんの勉強の状況が気になった私。
そのときⅠくんは下記のような問題を解いていた。
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九州商店は、北海道商店から商品100円を仕入れ,代金は現金で支払いました。
この時の仕訳はどれですか?
1: 北海道商店 100 / 現金 100
2: 現金 100 / 仕入 100
3: 商品 100 / 現金 100
4: 仕入 100 / 現金 100
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まあよくある典型的な簿記の問題である
Ⅰくんの勉強しているノートを覗いてみた私。
な 何と、そこには驚愕の光景が・・・・
ノート一面にぎっしり、書きなぐってある文字。
下記がそのときの イメージ図です
ああ もう意味がわからん。
いったい何が起こっているのか?
この問題に登場する九州商店 と 北海道商店。
仕入先である「北海道商店」というキーワードをひたすら
ノート1面に書きなぐってあるのだ。
漢字の書き取りテストでも、受けるつもりなのだろうか?
私
「 I く ん。これは何? 簿記の勉強しているんと違ったん?」
I く ん
「 僕は書かないと覚えられないんですよ 」
こいつは、いったい 何を言っているんだ。
どこからツッコんでいいかも、もはやわからない
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
やつのノートを見る前に 言っておくッ!
おれは今 やつのノートを ほんのちょっぴりだが確認した
い…いや…確認したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「簿記の勉強をしているという奴のノートには漢字がびっしり埋まっていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何を見たのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 資格試験とか勉強方法だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…
ちなみにⅠくんが受験したのは、もっとも初級の3級である
もちろん不合格でした
職場であった笑える話。職場の面白い人たちをまとめました