Hくんはしくじリーマンとは言えど、多少は しっかりしている部類である
当然のことであるが、毎朝出勤時間までには、会社に来ている
遅刻したことがないのだ。
これは偉い。
しかし、とある日の就業開始時間。
なんとHくんがいない。
いつも遅刻せずに就業時間には席についているのに、今日だけいない
私
「Hくんがいないけど、誰か何か知ってる???」
みんな 知らないと言う
連絡がないようである。 う~ん。これは心配だ。
気になった私は、Hくんに電話してみた
電話に出ない。 ますます気になるが、どうしようもない
Hくんの家は会社から近い
Hくんは自転車で出勤するのだが、だいたい15分くらいだとのこと。
あと何回かHくんに電話してみて、
それでも電話に出なければ、誰かに家まで様子を見にいってもらおう。
30分程経過 Hくんは出社しない
ここで再度電話してみる
「トゥルルー トゥルルー トゥルルー トゥルルー 」
呼出音は鳴っている
10コール目くらいにて、Hくんが電話に出た
Hくん
「本当にごめんなさい」
いきなり第一声が謝罪である
私
「Hくん おはよう。今日は会社はどうした?」
Hくん
「ごめんなさい 寝坊しました。今すぐ向かいます」
私
「わかった じゃあスグに来るように!!」
ちょっと怒っておいた。
まあ自転車で20分程度 いくら遅くとも40分もすれば会社に来るだろう
しかし しかし
ああそれなのに それなのに
40分経過しても・・・50分経過しても・・・ 1時間経過しても・・・
Hくんは登場しない。
いったい どういうことだ????
二度寝しているのか??? また心配になってきた。
すると満を持して、H君が会社に表れた。 電話から約90分後である
私
「遅い。遅い。30分もあれば来れるだろう。何してたんだ???」
Hくん
「はい、朝ごはんを食べていました。
お腹が空いてたら仕事にならないので」
おもろいから許す!!
信じられませんが全て実話です
職場であった笑える話。職場の面白い人たちをまとめました