起業したいと思っていたり、起業するアイデアを持っていても、実際に起業するには思い切りが必要だと感じている方も多いです。しかし、副業での起業であれば、リスクを抑えて起業に挑戦できます。そこで本記事では、副業で起業するメリットやデメリットについてご紹介し、実際の起業方法や成功のコツもご説明します。副業で起業を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
「副業」とは本業以外の方法で収入を得ることで、「起業」とは事業をはじめて事業主になることです。副業で起業することは、事業主になって本業以外の事業をはじめることになります。
副業で起業することには、さまざまなメリットがあります。いくつかのメリットをご紹介していきましょう。
副業で起業する大きなメリットとして、本業以外の収入源を作れることがあげられます。良いアイデアやしっかりとしたスキルを持って起業すれば、副業の収入が本業の収入を超えることもあります。これからの時代、サラリーマンとしてもらう会社からの給料だけでなく、複数の収入源を作るべきだとよく言われています。
起業をしても成功できるかはわからない部分がありますが、副業なら会社を辞めずに起業しアイデアを試せます。あくまで副業として行うことで、収入減のリスクを抑えながら事業を育てられます。
本格的な起業では、会社設立資金や運転資金など、まとまったお金が必要になります。副業で小さな規模から事業をはじめることで、本格的な起業に向けた資金も貯められます。
副業でできる範囲として小さく事業を行えば、初期費用を抑えて事業を行えます。また、もし副業で収入が作れなかったとしても、本業の収入があるので金銭的リスクは低いと言えます。
副業で起業することにはたくさんのメリットがある一方で、やはりデメリットも存在します。それぞれのデメリットをご紹介していきましょう。
副業で起業する場合、体調やモチベーションの管理ができず、本業に支障が出ることがあります。本業に支障をきたさないよう、無理のない計画を立てることが大切です。人間に与えられた時間は誰でも平等に1日24時間しかありません。
副業で起業をするためには、本業で勤務している以外の時間を使うため、プライベートな時間が割かれることになります。家族や恋人に理解を得るためにも、相談しておくことが大切です。
フリーランスや自営業など、雑所得・事業所得として扱われる収入を得る場合は社会保険の加入義務はありませんが、法人を設立した起業の場合には社会保険の加入義務があります。また、副業の会社で社会保険に加入すると、本業の会社に副業が発覚する恐れもあります。
副業として収入を得ると確定申告を行う必要があります。すると住民税の金額がかわり、本業の会社に週末起業がバレてしまう可能性があります。バレないようにするためには、住民税が増えないよう節税をするなど、注意が必要です。事前に会社の就業規則などをチェックしましょう。最近では働き方改革が叫ばれ副業や週末起業を容認する会社も増えてきています。
では、実際に事業をはじめるにあたり、おすすめの副業をいくつかご紹介していきます。今お持ちのスキルなども含めて検討し、参考にしてみてください。
WebライターはWeb上に掲載される記事などを執筆する仕事なので、文章を書くのが得意な人におすすめです。初心者でも簡単にはじめられます。
デザイナーは、Webサイトをはじめとしたいろいろな物のデザインをする仕事です。画像加工などのスキルが必要なので、経験者向けの事業となります。
エンジニアはWebサイト作成やシステム開発をする仕事なので、プログラミングなどの専門スキルが必要になります。スキルさえ身に付けば、初心者でも簡単にはじめられます。
アフィリエイト・ブロガーは、ブログなどのWebサイトを自分で運営する仕事です。特別なスキルなどは必要ありませんし、不労所得が欲しいという人にもおすすめです。しかし、収益得るためには数ヶ月から1年は時間が必要となるため、難易度は高いと言えます。
ネットショップとは、ネット上で商品の販売をする仕事です。フリマアプリなどを使用した不用品販売であれば難易度も低く手軽にはじめられるので、初心者にもおすすめです。
本業で培ったスキルや自分の趣味を活かすなら、講師やアドバイザーという選択肢もあります。在宅でできるネットを使ったオンライン講座なども良いでしょう。趣味に関することや資格取得に向けたものまで、さまざまなジャンルの講師やアドバイザーがあります。今持っているスキルをそのまま活かしたいという方にもおすすめです。
バーチャルオフィスとは実際に事務所を借りることなく、格安で住所や電話番号のみをレンタルできるサービスのことです。起業すると名刺やホームページ、パンフレットなどに所在地を記載しなければなりません。そんなときに自宅住所を公開したくない方へ向けたサービスなのです。
副業で起業するためには、いくつかの手続きが必要になります。では、実際に副業で起業する方法をご紹介していきましょう。
まずは本業の就業規則を確認しておきましょう。場合によっては副業禁止となっているため、トラブルの原因となることがあります。
個人事業主として起業し、事業が軌道に乗ってから法人化するのがおすすめです。法人化するには手間もお金もかかりますし、副業でできる範囲を考えれば、最初のうちは小さな規模でスタートしてリスクを抑えることが大切です。
個人事業主として起業する方法を順番にご説明します。
開業届とは、税務署に事業をはじめたことを知らせるための届出です。提出は法律で必要となっています。もし出さなかった場合、青色申告などの開業届を提出するメリットが受けられなくなります。開業届は税務署に置いてあるものや、国税庁のホームページからダウンロードしたものを使用します。記入して提出するだけなので、不備がなければすぐに手続きができるようになっています。
事業開始等申告書は、各都道府県に事業をはじめたことを知らせるための届出です。各都道府県により提出先や提出期限は異なり、提出しないことによる罰則などは特にありません。都道府県税事務所や市区町村役場に置いてある用紙を使用してそのまま提出するか、各都道府県ホームページからダウンロードしたものを提出します。
節税対策をするためには、青色申告承認申請書の提出が必要です。副業した場合にどの程度所得税や住民税、社会保険料が発生するか知っておきましょう。副業の年間所得が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。また、青色申告をするためには、開業後2ヶ月以内に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。青色申告承認申請書とは、所得税計算で優遇されるようにするための書類で、開業届に記入した事業所名や所在地などを記入します。提出することで、最大で65万円の控除が受けられたり、赤字損失の繰越が3年間できたりなど、控除を受けられます。
個人事業主なら、社長になれます。また、本業以外で少し収入が欲しいという場合でも、個人事業主の方が金銭的なリスクも少なく、辞めるのも簡単です。
法人に比べ、個人事業主はまだまだ社会的信用性が低くなっています。大きな事業を行いたい場合、法人の方が向いていると言えます。
法人として起業する方法をご説明します。
定款とは、会社の基本となる規則のことです。定款を作成し、本店所在地を管轄する公証役場の公証人による認証を得る必要があります。
法人設立のため登記をするには、法務局に以下の書類を提出します。
・認証を受けた定款
・登記申請書
・登録免許税納付用台紙
・払込証明書
・発起人の決定書
・就任承諾書
・取締役の印鑑証明書
・印鑑届書など
法人の大きなメリットとして、社会的信用が高いことがあげられます。社会的信用から優秀な人材の採用につながり、資金調達もやりやすくなります。また、所得が600万以上になると税金が個人より少なくなったり、個人事業主ではできなかった取引が行えるようになったりします。
法人のデメリットは、事業立ち上げに資金と時間が必要なことがあげられます。登記や開業など、各種手続きにコストも手間もかかってしまいます。また、役員に就任した場合、本業先に副業がばれる恐れがあります。給料支給時に本業先の住民税の金額が変わってしまうので、副業がばれてしまうことがあります。
副業でも起業をするとなると、やはり成功できるか不安に感じることもあるでしょう。そこで、副業で起業を成功させるコツをご紹介していきます。
成功するには、期限を設定した具体的な目標を決めることが大切です。期限を設定することで、目標に向けて動けます。
起業したばかりのうちは、思ったように結果がでないこともあります。焦らずに長い目で見て事業を進めましょう。
ここからは起業成功への本質に言及いたします。わたくし(京都バーチャルオフィス代表:松村)が起業してみて、わかった成功のポイントはたったひとつしかありません。ここではそのたったひとつだけしかない成功の秘訣を説明します。これだけに集中して全力で取り掛かれば成功する確率は極めて高くなります。逆にここから逃げていれば成功するのは非常に困難になります。誤解を恐れずに大げさに言えば、他のことは一切やるべきではないのです。あなたが持っている全ての時間・労力を注ぐべきこと。それは???
【集客すること】
単刀直入にいうとこれだけです。これには「営業・広告・宣伝」いろんな方法はありますが、どんな方法でも、とにかく「お客様を見つけること」が商売の超最重要課題なのです。理由は4つです。
どんな商売においても例外はないと言い切れます。お客様がいないと売上はありません。長い間、売上がたたないと資金がショートして会社は倒産します。全てのビジネスは誰かからお金をいただいて成り立つのです。お客がいなければ、いつまでも売上はゼロのままです。どんなビジネスでも例外はありません。残酷なようですが、これは議論の余地がない厳然たる事実です。
事業を始めるにあたっての打ち合わせ、会議、そして経理などの雑務、商品やサービスの質の向上や改良、従業員の採用や教育、マネジメント、その他もろもろの準備、そして実際に行うサービス(実務)もちろん全て必要な仕事です。しかしこれらの業務をいくらこなしても売上はゼロなのです。売り上げへ直接的には貢献しません。したがって集客と比較すると重要度は下がります。極端な言い方をします。例えばラーメン屋を例に挙げさせてください。美味しいラーメンを作ることはとても重要です。しかし毎日毎日、長時間をかけて美味しいラーメンを作る研究に没頭していてもお客は来ません。そしてお客が来ないといずれお店は潰れます。逆に不味いラーメンであったとしてもお客が来れば儲かります。ある程度美味しいラーメンを作れることは当然の大前提として、集客を最優先に考えることが起業の秘訣です。
会議、そして経理などの雑務、商品やサービスの質の向上や改良、従業員の採用や教育、マネジメント、その他もろもろの準備、そして実際に行うサービス(実務)これらは全て必要です。しかしまずは集客を最優先するべきです。売上があり利益を出せば、儲かっているわけです。するとそのお金を使って専門家へ委託したり、外注したり、優秀な人材を雇用したり、その他の業務は何とでもこなせるのです。
あなたが販売する商品・サービスの質が高い、優れたものであることは、起業する以上、大前提なのです。そしてあなたのライバル・競合他社のサービスの多くも同じように質が高い商品やサービスなのです。そうすると勝敗を大きく分けるのは何でしょうか?それは「集客力・販売力」と言えるでしょう。
副業で起業することには、たくさんのメリットがあります。収入源を本業1つに頼らないことで、経済的にも気持ちにも余裕を生み出せます。みなさんも初期投資など、リスクが少ない副業のアイデアを探してみてはいかがでしょうか。
起業に必要な住所や電話番号のみをレンタルできるバーチャルオフィス。全国には数多くのバーチャルオフィスがありますが、京都でお探しなら京都バーチャルオフィスへお任せ下さい。弊社ならではの強みや料金、サービス内容をご説明いたします。
◆京都バーチャルオフィスの特徴◆
京都バーチャルオフィスの強みは以下のとおりです。
・サービス内容に応じて選べる4つのプラン
・京都御所から徒歩1分の好立地
・月額2,000円〜!エリア最安値に挑戦中
・電話番号取得・転送サービス付きでも月額6,500円〜
・書類であれば無制限に転送
・商談スペースもあり
特に月額料金の安さには自信があります。もし低コストで開業したい、初期費用を抑えたいとお悩みなら、ぜひ弊社にご相談下さい。
【他社よりも格安でサービスを提供できる理由】
バーチャルオフィスの多くはレンタルオフィスも併設しています。レンタルオフィスとは、デスクや会議室も提供するサービスです。この場合には広い敷地・面積を有する物件が必要になります。また受付や清掃のスタッフも雇用する必要もありますね。しかし当社はデスク・会議室のサービスを排除し、私書箱機能・住所貸し・電話 転送・Fax利用に限定し、発生する経費を削減し、業界最安値を実現いたしました。もちろん来客時の商談スペースは設けておりますのでご安心ください
◆京都バーチャルオフィスのプラン内容◆
京都バーチャルオフィスでは、以下4つのプランをご用意しています。それぞれの料金とサービス内容は次のとおりです。
プラン名 | 料金/月額 | 主なサービス |
エコノミー |
|
・名刺やHPに住所記載 ・住所の法人登記 ・郵便受け取りと転送なし ・ポストへ社名表示なし |
スタンダード |
|
・名刺やHPに住所記載 ・住所の法人登記 ・郵便物の転送 |
ビジネス |
|
・名刺やHPに住所記載 ・住所の法人登記 ・郵便物の転送 ・電話番号取得・転送 ・スマホから市外局番通知可能 |
プラチナ |
|
・名刺やHPに住所記載 ・住所の法人登記 ・郵便物の転送 ・電話番号取得・転送 ・スマホから市外局番通知可能 ・FAX利用・転送 ・商談スペース (月10時間まで無料) ・郵便到着と転送をメールで通知 ・フリーダイヤル利用 |
このように、プランごとに料金やサービス内容が異なりますので、ご希望に合ったプランをお選び頂けます。どのプランが適切か悩んだ際は一度ご相談下さい。京都バーチャルオフィスでは、適切なプランをご提案し、皆様のビジネスをサポートいたします。
京都市内に所在地を置くバーチャルオフィスには東京や大阪など他府県にあるバーチャルオフィスにはない大きな特徴があります。これは京都市内特有の独自の風習から来ているものであると言えるでしょう。京都のバーチャルオフィスは、バーチャルオフィスを使っていることがバレにくいのです。その理由とは
京都バーチャルオフィスについて
あなたへのオススメの記事
この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます
コワーキングスペースには、他のオフィスにはないメリットがたくさんあります。しかし、他のオフィスとの違いがわからないという方も多いでしょう。そこで本記事では、コワーキングスペースについてご紹介し、メリットやデメリットなどもご説明します。
「お金が欲しい!」「でも、本業に支障は出したくないからローリスクで稼ぎたい!」けっこーわがままですが、圧倒的な努力と継続で何とかなる時代になりました。
「趣味で画像や動画を撮影・編集をしているが、これを仕事にしてみたい!」「画像や動画の撮影や編集の副業はないの?」このようなご要望をお持ちの方におすすめ