起業に興味があっても、起業方法ごとにどんなメリットやデメリットがあるのかよくわからないという方は多いですよね。やりたいことがあっても、なかなか踏み切れないという方もいらっしゃいます。そこで本記事では、起業のメリットやデメリットをご紹介します。起業をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、さっそく起業することのメリットをご紹介します。
事業の分野は自分で決定できるため、自分がやりたかった仕事を始められます。サラリーマンと比べ、上手くいけばその分だけ収益も増え、社会への貢献度も高くなるので、やりがいも大きいです。
サラリーマンと違い、定年もないし再雇用後に収入が下がることもありません。やりがいのある生活をすれば、人生100年時代を肉体的にも精神的にも長く健康でいられます。
起業後は、何もかも自分次第です。サラリーマンと違い、会社を続けるか辞めるか、どれくらい稼ぐか、どんなスキルを向上させてどんな事業を進めるかなど、自分の人生の選択ができます。
サラリーマンと違い、働いて成果を出し、売上を増やせばその分収入が増えるので、モチベーションもアップします。不労所得を作れる可能性もあります。
サラリーマンは税金のコントロールができませんが、個人事業主や法人は工夫次第で節税ができます。
就業時間、就労場所、年間休業など、自分が思い描いている就労環境を作れるので、サラリーマンよりも趣味、子育て、家族との時間を作れます。
全てを自分の裁量で行えるので、サラリーマンのように人間関係や上下関係に振り回されることはありません。働く場所、一緒に働く仲間、出勤・退勤時間、休日、報酬も全て自由に決められます
経営者の少ない日本では、周りから一目置かれる存在になれます。また、事業を回している実感を持てるのもメリットです。
サラリーマンと異なり、自分の責任で事業の方向性を決められます。
起業すると、人間として成長をする大きなチャンスを掴めます。
ビジネスの経験だけでなく、社会の仕組みや人間関係、お金のやりくりなど、サラリーマンにはできない経験が積めます。
事業を継続できれば、自分の引退後も事業を残せます。事業を残せることは自分が生きた証となり、自分が死んだ後も継承されていきます。
反対に、起業することのデメリットもご紹介します。
軌道に乗るまで収入がゼロの期間が続くこともありますので、最低限、自身や家族が生活できるお金を予め確保しておくことをおすすめします。また、自分で退職金制度を作り、積み立てを行わなければ、サラリーマンのように退職金はありません。ボーナスもありません。利益がなければ月給すらないこともありえます。
自由には責任が伴います。起業家は世間一般に比べ、うつ病などの心理的疾患を抱えていることが多いと言われていますが、責任の重さから心理的なストレスを感じることがあります。従業員のミスは全て社長の責任です。
サラリーマンなら会社の看板で信用を得ることもできますが、起業後はゼロから信頼を築く必要があります。信用を得るまで、営業するのも難しかったり、ローンを組めなかったり、クレジットカードを作れないという事態が起きる場合もあります。
サラリーマンのように同期入社などもいないので、共同創業の場合を除き、同じ目線で相談できる相手はいません。経営者は孤独だとよく言われます
サラリーマン時代は給料日が楽しみでした。しかし経営者は逆です。給料を貰える日ではなく、給料を支払う日になるのです。例え今月の営業成績が赤字でも給料を支払わなくてはなりません。
サラリーマン時代のように、働く環境は整っていません。会社からのお膳立ては何もないのです。経理や人事、総務もいません。税理士や弁護士もいません。会社の理念や方向性もありません。仕入れ先や販路、お客様もありません。業務のマニュアル・ノウハウもありません。商品やサービスの商材すらありません。全て自分でゼロから築きあげていく必要があります。自ら行動していかなければ、何も動きださないのです。
起業するときには、個人事業主として始めるか?いきなり法人化して会社を設立するか?2つの選択肢があります。ここでは会社を設立したときのメリットやデメリットをご紹介します。
法人化・会社設立のメリットには、以下のようなものがあります。
法人は、個人事業主と比較して社会的信用がかなり高くなっています。以前の会社法では、1,000万円以上の自己資金がなければ株式会社を設立できなかったため、簡単には潰れそうにないという評価を得ていました。現在もその名残で法人の方が社会的信用が高く、様々な場面で法人であることは有利に働きます。
個人事業主は決算期が12月から変えられないのに対し、法人は決算日を自由に設定できます。なので繁忙期を避けて納税作業ができ、課税額を調整することもできます。また、定款の変更と税務署への届けで決算期を変更することも可能です。
個人事業主の事業継承はとても面倒ですが、法人は半永久的に続くことを前提としているため、事業継承がスムーズにできますし、承継の形式も選べます。
個人事業主と違い、法人が税金を滞納したとしても社長の個人資産が差し押さえられることはありません。
法人は半永久的に続くことを前提としているため、個人事業主より大きな金額の借入ができます。
会社設立の税金面のメリットには、以下のようなものがあります。
法人には個人事業主と違い給与所得控除があります。社長自身に給与を支払え、経費で計上しても問題ないため節税できます。
家族をパートタイマーなどで雇って給与を支払えば、世帯収入に対して、税率と税金額が下げられます。個人事業主は税務署への事前申請が必要ですが、法人は必要ありません。
扶養家族に給与を支払うことでも減税となり、社長自身に配偶者控除と扶養控除を適用させれば、所得税の減税にもつながります。個人事業主は配偶者控除と扶養控除を適用できないので、法人の大きなメリットと言えます。
個人事業主に退職金制度はありませんが、法人にはあります。また、勤続年数20年以下の場合、退職金が40万円×勤続年数以内であれば、課税もされません。
法人には、個人事業主では受け取れない助成金や補助金もあります。
会社設立のデメリットには、以下のようなものがあります。
個人事業主と違い、株式会社は設立だけで印紙代などでおよそ25万円発生します。合同会社にする場合は、もう少し安く抑えられます。
個人事業主と違い、法人では給与のおよそ12%を社会保険料として負担することになります。もし社会保険労務士へ業務委託する場合、代行手数料も発生します。
個人事業主は納税後に残ったお金を自由に使えますが、法人の場合残ったお金は社長のお金ではなく、会社の所有という扱いになります。
個人の所得税は所得の金額に合わせて税率が変動しますが、法人税は一定です。利益の金額次第で税金が増える可能性もあります。
個人事業主と異なり、法人は決算と法人税等の確定申告が複雑なため、専門家に依頼することが多いです。その分事務手数料が発生します。
1人で起業するメリットやデメリットをご紹介します。
まず、メリットの方からご紹介します。
一人であればオフィスも必要ありませんし、オフィス代や自分以外の人件費が不要です。自宅でも充分に作業ができます。給料を支払う必要もありません
すべて自分で決定できるので、圧倒的なスピード感で行動できます。経営において意思決定の速さは重要です。
自分だけしか事業に関わっていないので、自分の判断で事業を止めたり、アイディアなどもすぐ変更できます。失敗のダメージを減らすことにもつながります。状況に応じて臨機応変にいかようにも変更できるのです
次に、デメリットについてもご紹介します。
自分一人なので、同じようなアイディアになりがちで、インパクトを出す事がなかなかできない場合があります。これは外部の経営者などに相談することによって解決できる問題です。
経理業務をはじめ、法律的な手続きや、請求書をお客さんに出したり、契約書を管理したりというような書類の管理なども、全て自分でしなくてはなりません。こういった雑務も外注することにより解決できる問題です。
1人は気軽で身軽ですが、仲間がいないということが大きなデメリットです。例えば、病気をしたときには事業が完全にストップしてしまうリスクもあります。
1人なので誰にも気兼ねする必要はありません。しかしこれは裏を返せば「遅刻、早退、欠勤」も自由ということです。起業には意思の強さが求められます
弊社京都バーチャルオフィス代表松村の「1人起業」についての見解です。私はまず始めは1人で起業したほうがよいと考えています。複数名で起業するにしても、それらの方々は部下であるべきです。よく友人と起業したいと言う方もいらっしゃいます。しかし自分と対等に決裁権を持つような人物とは一緒に起業するべきではありません。理由は3つあります。
このようなことわざがありますが、これは正解です。意思決定権者が2名以上いると、物事が決まらずに、何も進まなくなる可能性が高いです。いつもいつも他人と意見が合うことなどありえないのです。
起業当初はうまくいかないことがほとんどです。何事も予定通りには進まずに、苦労の連続になります。そんなとき失敗をお互いが相手の責任として、押し付けてしまうのです。失敗が続くと、口には出さずとも「あいつは何もやってない、あいつは仕事ができない」などと感じてしまうでしょう
これはわかりやすいです。お金の配分や地位・名誉・肩書など、自分のほうが少ない、低いなどと嫉妬してしまいます。
【結論】
成功は全て自分の功績であり、失敗も全て自分の責任としたほうが、わかりやすくていいでしょう。共同経営者とのトラブルで時間や神経を使うのは得策だとは言えません。1人で起業して、言い訳できる余地を断ち切りましょう。誰かと一緒に起業するにしても上下関係、決裁権を明確に決めておきましょう
バーチャルオフィスとは実際に事務所を借りることなく、格安で住所や電話番号のみをレンタルできるサービスのことです。起業すると名刺やホームページ、パンフレットなどに所在地を記載しなければなりません。そんなときに自宅住所を公開したくない方へ向けたサービスなのです。
若者が起業するメリットやデメリットをご紹介します。
まず、メリットをご紹介します。
IT分野の人材育成に向け、国や各自治体は率先して支援を行っており、国の創業補助金や日本政策金融公庫による融資制度を利用できます。さらに、地方で起業を行うと、各自治体の地方支援制度も利用できます。
フィンテックとは金融サービスと情報技術を結びつけた動きのことであり、フィンテックを活用することで、支援や融資が受けやすくなります。
若く行動力があるうちに起業することで、経験や学びにつながります。
次に、デメリットや注意点もご紹介します。
知り合いや個人間の融資は、トラブルに発展しやすいので、なるべく国や自治体、金融機関の融資制度を利用するようにしましょう。
FacebookやTwitterでの騙そうとする手口が増えています。甘い話には注意しましょう。「儲かる方法」など10万円から100万円前後の高額な情報商材がインターネット上では大量に販売されています。しかしこれらの多くの情報は、どこでも買えるような書籍で学べることがほとんどです。高額な情報商材を購入する前に家族や友人から客観的な意見を聞いておくべきです。
概ね若者が起業する場合と同じですが、学生が起業するメリットやデメリットをご紹介します。
まず、メリットからご紹介します。
会社の経営者との人脈ができたり、年上の人との関わりによって様々な経験を積めるので、就職に有利になります。
自分で考えたインターネットサービスなどを事業とすることが多いため、大きな資金を必要としません。
次に、デメリットもご紹介します。
事業が成果を出して忙しくなると、学業がおろそかになることがあります。
学生というだけで信用が得にくく、事業資金を借りられる保証がありません。信用されるには、事業計画を作り込み、本気度を伝えるしかありません。
京都バーチャルオフィスでは、京都大学や同志社大学、立命館大学など近隣大学生の方の起業を支援しています
次に起業を成功させるためのポイントをご紹介します。
はじめから失敗しても大丈夫だと思っていると、なかなか成功できません。本気でコミットすることで、経験や学びを得られ、成功確度もあがります。
自分の強みを活かせる領域で勝負しましょう。例えば、学生であれば大学生のキャリア支援事業などを行うと、ターゲットと同じ目線で問題意識を高くもてるというメリットがあります。
起業当初は失敗して当たり前です。何回も失敗できる状況を作っておくことが成功の秘訣です。挑戦を長く継続するためには月額固定費をできる限り安く抑えておくことです。
ここからは起業成功への本質に言及いたします。わたくし(京都バーチャルオフィス代表:松村)が起業してみて、わかった成功のポイントはたったひとつしかありません。ここではそのたったひとつだけしかない成功の秘訣を説明します。これだけに集中して全力で取り掛かれば成功する確率は極めて高くなります。逆にここから逃げていれば成功するのは非常に困難になります。誤解を恐れずに大げさに言えば、他のことは一切やるべきではないのです。あなたが持っている全ての時間・労力を注ぐべきこと。それは???
【集客すること】
単刀直入にいうとこれだけです。これには「営業・広告・宣伝」いろんな方法はありますが、どんな方法でも、とにかく「お客様を見つけること」が商売の超最重要課題なのです。理由は4つです。
どんな商売においても例外はないと言い切れます。お客様がいないと売上はありません。長い間、売上がたたないと資金がショートして会社は倒産します。全てのビジネスは誰かからお金をいただいて成り立つのです。お客がいなければ、いつまでも売上はゼロのままです。どんなビジネスでも例外はありません。残酷なようですが、これは議論の余地がない厳然たる事実です。
事業を始めるにあたっての打ち合わせ、会議、そして経理などの雑務、商品やサービスの質の向上や改良、従業員の採用や教育、マネジメント、その他もろもろの準備、そして実際に行うサービス(実務)もちろん全て必要な仕事です。しかしこれらの業務をいくらこなしても売上はゼロなのです。売り上げへ直接的には貢献しません。したがって集客と比較すると重要度は下がります。極端な言い方をします。例えばラーメン屋を例に挙げさせてください。美味しいラーメンを作ることはとても重要です。しかし毎日毎日、長時間をかけて美味しいラーメンを作る研究に没頭していてもお客は来ません。そしてお客が来ないといずれお店は潰れます。逆に不味いラーメンであったとしてもお客が来れば儲かります。ある程度美味しいラーメンを作れることは当然の大前提として、集客を最優先に考えることが起業の秘訣です。
会議、そして経理などの雑務、商品やサービスの質の向上や改良、従業員の採用や教育、マネジメント、その他もろもろの準備、そして実際に行うサービス(実務)これらは全て必要です。しかしまずは集客を最優先するべきです。売上があり利益を出せば、儲かっているわけです。するとそのお金を使って専門家へ委託したり、外注したり、優秀な人材を雇用したり、その他の業務は何とでもこなせるのです。
あなたが販売する商品・サービスの質が高い、優れたものであることは、起業する以上、大前提なのです。そしてあなたのライバル・競合他社のサービスの多くも同じように質が高い商品やサービスなのです。そうすると勝敗を大きく分けるのは何でしょうか?それは「集客力・販売力」と言えるでしょう。
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