定年起業のススメ~松村裕樹のBLOG~ 2013年11月6日
ブライダル、ウェディング、婚礼業業界のニッチな新規ビジネスを考える。
私が起業したきっかけである結婚式二次会の幹事代行。
本当に大変だったが、何とか5年以上続けることができた。
このビジネスの最大のライバルは競合他社ではなく、やはり新郎新婦様のご友人である。
5年前はもちろん、今でもまだまだ友達が二次会の幹事をするのが一般的である。
これははっきりいって仕方ないことではある。 ある意味どうしようもないことだ。
現実は現実として受け止めて、しっかりと前を向いていかなければならない。
で、長年にわたり、この結婚式二次会の幹事代行を運営していて気づいたことがある。
司会者だけ派遣してほしい!というニーズがそこそこ多いのだ。
新郎新婦からはもちろん、幹事をまかされた友人。
そして二次会を開催するレストランなどの飲食店。
全く告知していないのに、この3者からの問い合わせが頻繁にある。
しっかりとしたHPを作成して、本格的に事業化すればどうなるのだろう。
結婚式の二次会が、披露宴の司会と違うのは、アドリブが重要ということである。
セリフをかまない、台本どおりの綺麗な言葉、忌み言葉(いみことば)を避ける。
この辺は大事ではあるが、最優先事項ではない。
上司や親族、取引先の出席しない結婚式二次会。
親しい友人のみでのパーティにおける最優先事項は盛り上げることなのである。
つまり、披露宴の司会者ではイマイチ盛り上がらなかったりするのだ。
もちろんノリのいい、話芸のうまい友人が幹事グループに1人でもいれば問題ない。
しかし現実には、なかなかそういうわけにもいかないようである。
そこで考えたのが、幹事代行ではなく、司会のみの代行業である。
そして結婚式二次会専門の司会者を派遣する。
これが他にありそうで存在していないのだ。
今までの経験から、どうもニーズはありそうだ。
さらに地域に根ざしたホームページを作れば、SEO的にも上位表示が狙える。
大阪版と東京版で別々のHPを作ってみてはどうだろうか?
司会者は、アルバイト募集のWEB媒体やfacebookで集めていく。
募集対象者は、営業担当のサラリーマンで、プレゼン経験が豊富な方。
サラリーマンの週末の副業としてもなかなかいいと思う。
私の場合は、センスのありそうな方であれば
2~3回の講習で2次会司会者に育てられる自信はある。
そんなわけで、みなさんこのビジネス初めてみてはどうでしょうか?
コメントをお書きください