定年起業のススメ~松村裕樹のBLOG~ 2013年10月30日
美容業界の過当競争を生き残る方法をド素人が考えてみる。
まず初めに、ここで言う美容業界とは美容室、つまり髪を切ってくれるお店とする。
最近、美容業界の方、又は美容業界志望の方と話をする機会が多い。
この1ヵ月で10名ほどの美容業界の方々とお話をさせていただいた。
私は美容業界で商売を始めるつもりは、一切ないので、これは全くの偶然である。
まあみなさん、口を揃えておっしゃるのが、「美容室が増えて経営が苦しい」ということ。
そうなるだろうな~と思う。美容の専門学校って多すぎません?
少なく見積もって、卒業した学生の1/5くらいが美容業界に就職するとしても、
供給過多もいいところである。
そら就職先もみつからない。給料も安い。本当に大変ですね。
いつものクセで私が経営者ならどうするか? 私は必死になって考えてしまうのである。
で考え抜いた結論はこの2つ。 怒らないでくださいね。
1 美容室を辞めること。
2 美容室で、髪を切らないこと。
詳しい説明は、追ってさせていただくとして、この2つには共通する考え方がある。
自らは実業をせずに、美容室をサポートする業態に変更するのである。
2つの例を挙げてみる。
<ブライダル業界>
どの結婚式場よりも情報誌のゼクシイが一番稼いでいます
<ネットショップ>
楽天モールの契約店舗数は40936店もあるとのこと
http://www.rakuten.co.jp/com/inc/rc/info.html
もっとも稼いでいるのは、誰か??? もちろん楽天の本体ですよね。
まさにゴールドラッシュ理論です。
これにつきましては、過去のブログでも書きました。 詳しくはこちら
1 美容室を辞めることについて
まずは思い切ってスッパリ 美容室を閉店してしまう。
辞めて何をするのか? 他の美容室のサポートをしてみます。
美容室に特化した食べログのような口コミサイトを作ってみる。
これについても、過去のブログでも書いておりました。 詳しくはこちら
さらに地域を限定すると、よりSEO対策になると思います。
大阪の心斎橋限定、 東京の南青山限定などですね。
次に実名制にしてfacebookと連携することにより、口コミの信用性も増すでしょう。
もともと美容院を経営していれば、業界の事情にも精通していますし、
人脈もありますので、営業もやりやすいのではないでしょうか?
2 美容室で髪を切らないについて
レンタルオフィス・シェアオフィスというのはご存知でしょうか?
会社の事務所を、借りずに数社でシェアする。又はデスクだけをレンタルする業態ですね。
率直にいうとこれの美容室バージョンです。
雇われている美容師は給料が安いので、独立したいと考えている方は非常に多いです。
しかし資金がない、お客様が少ない、などの理由でいつまでも独立できない方がいます。
このような方を対象に格安で独立できるシステムを作ってあげるんです。
つまり店舗は賃貸するのですが自分自身は、実務を行わない。
スペースを貸して、シェアしてもらうということです。
例えば、現在のサロンの家賃が40万円だとします。
当然、設備は全て整っています。
そしてそのサロンには10席あるとしましょう。
この1席を月々6万円などで、美容師にレンタルするということです。
常に全ての席が稼動するわけではないので、
キャパの1.5倍くらいの人数には貸せるでしょう。
独立を希望している美容師、15名に間借りしてもらうのです。
以下 単純計算なので、細かいツッコミはナシでお願いします
月々の売上 6万円×15名=90万円
月々の経費 40万円 家賃のみ。
50万円の粗利になりますね。
いかがでしょうか?ご紹介した2つのアイデア。
美容業界以外の方でも、もちろん実行可能かと思います。
コメントをお書きください